新型コロナウイルスが世界に影響をもたらしてから数ヶ月。
少しずつ収束しているように見えるなか、新たな問題が起きようとしていることに気づきました。
それは、「食糧危機」。
国連は食糧危機を警告しており、世界で食糧危機が始まっています。その影響は日本にも届き、2020年のうちに始まると言われているんです。
では、なぜ食糧危機が起きるのか?そして、年間600万トンもの食品ロスを出している日本においても食糧危機が訪れる理由を解説していきます。
食糧危機を引き起こす原因その1:輸出の制限
新型コロナウイルスの影響で、ロシアが4〜6月で700万トンの小麦輸出上限を設定するなど、人の移動制限だけでなく、輸入や輸出の制限もされました。
これが世界中で起きると、日本にも影響が出ます。特に日本は小麦を使った食品は多いので、かなりの打撃を受けます。
お菓子やパン、ラーメン、パスタ、ハンバーガーなどなど、あげると切りがないですが、小麦に頼っている企業やお店も多いので、小麦の輸入量が減る、または高騰すると、倒産や閉店がさらに相次いでいきます。
もし、大豆なども制限がされると、豆腐や納豆が食べれなくなる可能性もありますし、味噌や醤油の製造も減ります。なにせ、平成29年においては、日本の大豆自給率は7%ですからね。
海外からはいってこなくなったら、様々な食品に影響がでることがわかります。毎日納豆を食べている身としては、恐ろしいですね。
食糧危機を引き起こす原因その2:働き手不足問題
日本での例ですが、農家では海外からの実習生を受け入れる制度があり、多くの農家さんが活用しています。
ですが、コロナの影響で海外から日本への入国に制限がかかっているため、実習生を受け入れられず、人手不足が起きています。
宿泊施設の従業員が期間限定で農家の手伝いをするなど、互いにWINとなるような取り組みをしているところもありますが、根本解決にはいたっていません。
入国制限がどれほど続くかによりますが、人手不足により食糧不足に繋がる可能性もあります。
食糧危機を引き起こす原因その3:工場の閉鎖
これは影響が少ないかもしれませんが、一応ご紹介。
コロナの影響で、海外では食肉処理場などの閉鎖が相次ぎました。その結果、供給が追いつかないという状態も起ことることに。
そして、肉の価格は当然高騰。そればかりか、豚や牛を育てても行き先を失うという事態も起きました。
食糧危機を引き起こす原因その4:サバクトビバッタ
現時点で、最も大きな被害になりそうな原因がこれ。バッタです。
サバクトビバッタというバッタの群れが発生し、そのバッタの群れが農作物などを食いつくすという被害が発生しています。
下の動画が、サバクトビバッタの群れの動画です。
この群れが東アフリカで発生してから移動を続けており、アジアに近づいています。その数4000億匹とも言われており、さらに増え続けているのだとか。
1日で3万5000人分の食料が消える
このバッタの群れが農作物を食いつくりしており、1日でなんと3万5000人分の食糧がなくなっています。このバッタは数ヶ月前から活動を続けており、数百万人分の食糧がなくなっていることになります。
6月にはいってからさらに活動が活発になるとも言われており、そのバッタの群れがアジアにまで及ぶと大変な事態になります。
バッタが日本までこなかったとしても、アジアの農作物がなくなれば、自給率4割の日本は大きなダメージをくらいます。
最初にあげた、輸出制限がかかるのです。
まずは自国の食糧を確保することになり、余った分を他の国に輸出するわけですが、余らなかったら日本には届きません。その結果、食糧危機が日本にも訪れる、という事態が起こりえます。
穀物が届かなければ、酪農にも影響がでます。エサに穀物を使っているからです。牛肉や豚肉、鶏肉の価格も高騰しかねません。
農家が減り続け、食糧自給率4割の日本は、世界で起きる食糧危機の影響を大きく受けます。
先月、バナナが高騰し、倍くらいの金額になった時期がありましたが、その理由も海外からはいってこなかったのが理由です。
同じことが、様々な食糧で起こり得るのです。
食糧危機が起きても生活できるように
ここまで紹介した原因だけではなく、他にも様々な要因によって2020年のうちに起こると言われている食糧危機。納豆1パック1000円になってもおかしくありません。
その時にパニックにならないよう、今のうちから準備しておきたいですね。

