体にはよくないと思いつつ、ついつい食べたり飲んだりしまうものってありますよね。
カップラーメンやお菓子、お酒などなど。
体に良くない影響を与える食べ物や飲み物は年々増えており、その原因としてよく耳にするのが「添加物」。
添加物によって、本来よりも長く保存できるようにしたり、味を良くするなど、食べ物を人工的に改造しているわけです。つまり、本来食べ物に含まれていないものが添加物です。
このように自然の力に逆らい不自然に作られているものが多く、ただそうは言っても、現実的に添加物0の食生活を送るというのは、なかなか難しいのが現状ですよね。
この添加物などの体に悪影響を与える毒を解毒してくれる大切な臓器が「肝臓」です。
添加物を0にすることができないのであれば、体から毒をデトックスしてくれる肝臓の働きを良くすることも1つの方法です。
そこで、今日は肝臓がどのような働きをしてくれているかと、肝臓の働きを良くするコツをご紹介したいと思います。
肝臓は最も大きい臓器だった
あまり知られていないですが、肝臓は人の体の臓器で最も大きく、体重の1/50ほどあると言われています。
60キロのひとであれば、1.2キロほどの重さがあるわけです。
場所は胃と同じような位置で、胃を覆うようなかたちになっています。
実は肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、何か異変があってもあまり痛みなどが出にくいため、気づいた時には病気が進行しているケースが多いのだそう。
では、肝臓はどのような働きをしてくれるのか?
1つ目の働き:蛋白の合成・栄養の貯蔵
食べ物には様々な栄養素があるわけですが、実は食べただけでは栄養を吸収することができません。
食べ物を食べると、まず胃や腸で分解されて吸収されやすい状態になり、送られる場所が肝臓です。肝臓では必要に応じて分解し、エネルギーを作りだして必要な場所に送る働きをしています。
たとえば、お米には糖質が豊富に含まれていますが、お米を食べると糖質がグリコーゲンとして肝臓に蓄えられます。そして、必要に応じて動脈を通って配られていくのです。
このように、栄養素を利用しやすいように分解・合成し、栄養を貯蔵しる働きがあります。
2つ目の働き:有害物質の解毒と分解
2つ目の働きは、解毒。デトックスです。
体から老廃物や不純物を排出する働きをしてくれるのが、肝臓。食べたものや飲んだものの中に含まれている体に悪い影響を与える毒を尿などで排出できるように変えてくれる働きがあります。
お酒がわかりやすい例です。アルコールを分解してくれるのが肝臓。
休肝日という言葉がありますが、お酒の飲み過ぎで肝臓が疲れてしまうため、肝臓を休めようという意識を持つ方はいますが、食べ物で肝臓を休めようという発想に至る人は少ないです。
ですが、食べ物には添加物などが含まれているものが多く、その毒を解毒しようと日々肝臓は働いており、食べ物に飲み物にデトックスするのに大忙しなのが、現代の私たちの肝臓の現状です。
つまり、肝臓が働きすぎている状態。それどころか解毒が追いついていないのです。それぐらい、私たちは無意識に体に毒となるものを摂取しているのです。
3つ目の働き:消化に必要な胆汁の合成と分泌
3つ目の働きとして、「胆汁(たんじゅう)」という物質を生成します。
胆汁は、肝臓で分泌される物質で、脂肪代謝を助けてくれたり、血糖調整、エネルギー代謝などを助けてくれます。
この胆汁を毎日700~1,000ccも作り、食べ物の消化を助ける働きもしてくれます。
働きすぎの肝臓を助ける方法
このように、日々たくさんの働きをしてくれる肝臓ですが、働きすぎにより疲れてしまい、解毒ができないことで他の臓器に悪影響を与えたり、栄養が届かなくなるなど、私たちの体に大きな影響を与えてしまいます。
その結果、病気を引き起こしてしまうことに繋がります。
では、働きすぎの肝臓の負担を減らすには、どうしたらいいのか?
悪いものを体にいれない
1つめは、悪いものを体にいれないようにしましょう。
解毒するものを減らすことで、肝臓の負担を減らしてあげることができます。
高タンパクの食事や、添加物、アルコールなど、有害物質を摂取しないことで、肝臓を休ませてあげることができます。
1日断食をする
もうひとつの方法として、腸を休ませてあげることが効果的です。
そのために、プチ断食がおすすめ。
腸や肝臓に負担をかけないよう、食べる量を減らす、または断食をするのがおすすめで、活動を休ませてあげることができます。
また、24時間ほどのプチ断食をすると、オートファジーという自食作用が活性化し、全身の細胞や組織でのデトックス作用や、再生力が高まるとも言われています。
プラスになるものを取り入れる
3つめは、肝臓の助けになるプラス食材と取り入れることです。
肝臓のビタミン群Bや亜鉛、マグネシウムを補う食べ物、肝臓でのデトックス機能を助ける硫黄化合物やビタミンUを含む食べ物、腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維を含む食べ物を摂るのがおすすめです。
具体的には、春キャベツやたまねぎ、ごぼうなどなど。
大豆製品などの植物性のタンパク質の摂取もオススメです。
特にごぼうは、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のどちらもバランス良く含まれていて、腸内環境を整え、デトックス効果も高いと言われています。
悪いものを入れず、休ませ、いいものを取り入れて肝臓の調子を整えてあげましょう。それだけで体の調子も良くなっていきますよ。

