「タンパク質をとったほうがいい」
「スポーツをしている時にアミノ酸を取るのが重要」
など、言われており、どっちがいいの?と混乱してしまう人もいます。では、タンパク質とアミノ酸の違いはなんなのか?を解説したいと思います。
日本人のほとんどがタンパク質不足
実は、日本人の多くはタンパク質が不足していると言います。
これは、栄養療法を専門にされている医師に直接聞いたことですが、検査をするとほとんどの人がタンパク質が不足しているのだそう。
では、タンパク質とはどんな役割をして、なぜ私たちの体に必要なのか?
タンパク質は20種類のアミノ酸でできている
まず、タンパク質を理解していきましょう。
実は、タンパク質は20種類のアミノ酸からできているんですね。
つまり、「アミノ酸をとったほうがいい」と「タンパク質をとったほうがいい」は基本同じことを指しています。
ただ、吸収の効率が全然違います。
タンパク質を取ると、それが分解されてアミノ酸となり、吸収されます。そのため吸収されるまでに時間がかかりますが、アミノ酸を取ると分解の必要がないので、吸収が早いです。
タンパク質を取った時のアミノ酸吸収までの時間は3〜4時間と言われていますが、アミノ酸と取った時は30分ほどで吸収されると言われています。
マラソンでランナーがアミノ酸飲料を飲んでいるのはこういった理由なんですね。
メンタルに大きな影響を与えるアミノ酸
では、なぜ、アミノ酸を取らなければいけないのか?という話です。
まず、20種類のアミノ酸のうち、11種類は体内で作り出すことができるのですが、残りの9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、実は体内で合成することができません。
そのため、食事やサプリなどで摂取しなければいけないのが必須アミノ酸です。
そして、アミノ酸は私たちのメンタルに大きな影響を与えます。
やる気を出してくれるドーパミン、気持ちをリラックスさせてくれるセロトニン、睡眠に影響するメラトニンなどは神経伝達物質ともいわれているのですが、この神経伝達物質の原料が実はアミノ酸なんです。
アミノ酸が不足していることで、やる気がでない、リラックスできない、眠りがよくないなど、メンタルに影響を与えるわけです。
タンパク質が筋肉の材料になるのはご存知の方も多いと思いますが、体だけではなく心の原料にもなっているのがタンパク質であり、アミノ酸なんですね。
ちなみに、1日の摂取量の目安は、成人男性で60g程度と言われています。
ぜひ、積極的に摂取していきましょう。

